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女性も少なくない脱腸症状

脱腸(鼠径ヘルニア)を発症するのは、一般的には男性が多いのですが、年齢別に分けて見ると女性の発症も決して少なくありません。

ある病院のデータによると20歳代から40歳代まででは、男女の比率が2対1で、50歳代以降になると、男女比は5対1となりますので、比較的、若年層では女性の脱腸も多いという報告が出ています。

20代~40代女性のそけいヘルニアとしては、外そけいヘルニアが最も多いようです。

その際、特徴となっているのは生理周期に合わせて症状も変化する、ということです。

生理中はしこりが大きくなり、生理が終わると小さくなるケースが多いようですが、このしこりの増大が顕著に見られる場合、ヘルニア嚢の中に子宮内膜症が入り込んでいることもあるそうです。

また女性は立ち仕事をしているとか、妊娠中で胎児が大きくなるにつれて、子宮が重くなって脱腸症状が出る方が多いようです。

多くは足の付け根、身体の前側のVゾーン辺りに小さい瘤が出来て、個人差がありますが、痛みはそれほど強くない方が多いです。

脱腸症状のまま、出産が出来るだろうかと心配されるようですが、通常の出産は大丈夫です。

重症化して嵌頓症状を起こさなければ、妊娠中に手術する必要もありません。

脱腸は妊娠初期に出やすく、30週位になると出にくくなると聞きます。

痛みがあるなら別ですが、そうでなければ、静脈瘤の可能性もありますので、担当医に確認して経過を見て下さい。
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